成年後見制度とは
成年後見制度とは,認知症,知的障害,精神障害などによって物事を判断する能力が十分でない方について、本人の権利を守る援助者(「成年後見人」等)を選ぶことで,本人を法律的に支援する制度です。
成年後見制度が必要な場合
・本人が所有する不動産を売却したい場合
・本人が所有する不動産に抵当権等の担保を設定したい場合
・本人が相続人の一人として遺産分割協議をする必要がある場合
・金融機関の預金を引き出したい場合
・医療・福祉サービスを受ける契約をしたい場合
などです。
成年後見の手続きの流れ
1.ご相談
2.必要書類の準備
3.家庭裁判所への申立書類の提出
4.調査官との面接
5.後見開始の審判
任意後見制度とは
任意後見制度とは,いま現在お元気な方が、認知症に備えて、あらかじめ財産の管理や病院、介護サービスの契約等を信頼できる人に任せるために締結する契約をいいます。